インスタ映えする美しい盛り付けのポイントはずばり、「高さ」と「バランスの良さ」と「色の組み合わせの美しさ」です。
食材の種類や大きさ、形状などを考慮し、高低差をつけることで料理に立体感がでます。
また見た目に美しく整えることで、料理の味わいやテーブルの雰囲気を良いものにしてくれます。
さらに食材の色をうまく組み合わせることで、より鮮やかな印象を与えることができます。
この記事を読めば、誰でも簡単にばえる料理の盛り付けができるようになり、さらに自分のセンスや好みに合わせてアレンジしていけるようになります。
映える料理の特徴
「インスタ映えする料理」とは、Instagramで見た目が美しく魅力的な料理を指します。
美しく彩り豊かで、食欲をそそるような盛り付けやデザインに仕上がっていることが特徴です。
映える盛り付けのポイント
ばえる盛り付けのポイントは
- 高さ
- バランスの良さ
- 色の組み合わせの美しさ
の3つになります。
それぞれがいろいろな要素で構成されていて一見すると難しく感じますが、意識して盛り付けていると何も考えなくてもできるようになりますよ。
高さ
高低差をつけることで盛り付けた料理がより立体的に見え、見た目の美しさが増します。
並べて盛り付けるよりも一部を立てて盛り付けたり背の高い食材を配置するなど、高低差を意識することでより魅力的な盛り付けができます。
和食における盛り付けのセオリーとして、「左奥を高く、右手前を低くする」というものがあります。
人の目は、左奥から右手前に下がってくる高低差のバランスを美しく感じるようにできているそうで、私も盛り付けの基本として教わりました。
食材の形のバランスや色によっては「右奥を高く、左手前を低くする」というアレンジもできますので、知っておいて損はないですよ。
まずは左奥から盛り付けていくことを意識してみてください。
バランスの良さ
バランスが良い盛り付けは、見た目が整っていて美しく食べる側にも良い印象を与えます。
バランスといってもさまざまな要素があり、それらを整えてあげることできれいと感じる盛り付けになります。
器と料理のバランス
皿や器とのせる料理のバランスです。
器の余白を意識して盛り付けてみてください。
極端な例ですが、小さいお皿に大盛はNGですよ。
形のバランス
料理を形成する食材の形や大きさのバランスです。
食材の大小や形を考慮し、バランスの取れた盛り付けをしましょう。
フォーカスポイントを作る
料理に目立たせたいポイントを設定して盛り付けていきましょう。
料理のメインとなる肉や魚は手前に盛り付けて目立つようにしたいですね。
色の組み合わせの美しさ
色は食材の新鮮さや質感を引き立てるだけでなく、見た目の美しさや食欲をそそる効果があります。
色にもさまざまな要素があるので解説していきますね。
コントラスト
色の対比を意識して明るい色と暗い色、対照的な色を組み合わせることで盛り付けの見た目にアクセントを加えることができます。
色の調和
色の調和を考え同じ系統の色の食材を組み合わせることで、より統一感のある盛り付けができます。
彩度のバランス
色の彩度のバランスを考え、よくあう彩度を選ぶことで、落ち着いた印象の盛り付けができます。
また、季節感やテーマに合わせた色の組み合わせも美しい盛り付けにおいて重要な要素になります。
あしらいで+αを
和食でいう「あしらい」とは、一般的には付け合わせと呼ばれるものです。
料理に添えることで、味との相乗効果や栄養面での補助をしてくれるものですが、見た目にもアクセントを加えてくれます。
ハーブやスパイス
香りや風味を添えるだけでなく、緑色のハーブや赤色の唐辛子など、色味を盛り付けに盛り込むことができます。
柚子やレモンの皮
柚子やレモンの皮を刻んだり、スライスしたりして、料理の上に散りばめることでアクセントを加えることができます。
ドレッシングやソース
ドレッシングやソースを器に添える、または料理にかけることで食材の味を引きたてるだけでなく、見た目にもアクセントを加えることができます。
以上のように、あしらいを上手に取り入れることで料理をより美しく見せることができます。食材だけでは出せない色味を加えることができるので少量でも効果は抜群ですよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はインスタ映えする美しい盛り付けの解説をさせていただきました。
「高さ」と「バランスの良さ」と「色の組み合わせの美しさ」の3つのポイントは、こうしてみると複雑ですが
「自分の目で見てきれいだと思うこと」ができるようでしたら、きっとこれらのポイントを押さえているでしょう。
みなさんもぜひインスタ映えする美しい盛り付けにチャレンジしてみてください。
最後まで読んで頂きありがとうございました。