この記事では和食のプロおすすめの寿司5選と、寿司を美味しく作るコツをご紹介します。
今回お伝えしたいのは、寿司屋で使われている技術や調理法を家庭でも手軽に取り入れられるようなコツです。
また、日本各地で愛されるさまざまな寿司についてもその魅力を余すところなく語ります。
この記事を読めば本当に美味しいお寿司が楽しめます。
和食を愛する方、お寿司好きの方は必見です!
和食のプロが語る!寿司をもっと美味しく作るコツとは?
旬のネタを選ぼう! 美味しい寿司にはかかせないネタの選び方
プロがこぞって選ぶネタは、その時期に一番美味しい鮮度が保たれているもの。
つまりは旬の食材です。
例えば、春には帆立や蛤などの貝類、夏には鰻やハマチ、秋のサンマ、冬のカニといった食材がそうですね。
旬の食材を選ぶことでより美味しい寿司を楽しむことができます。
お米にこだわろう! 美味しい寿司には良質な米が必要不可欠
プロがおすすめするのは、粘りがありながらも柔らかい口当たりが特徴の「越前むすび」や、程よい歯ごたえがあり甘みのある「山形県産つや姫」などです。
その他にも地元でつくられているお米にこだわる方もいます。
酢の加減が決め手! おいしい寿司酢の作り方と使い方
酢の加減が寿司の味を左右する重要なポイントです。
私がおすすめする寿司酢のレシピは、米酢1升と砂糖2kgに塩550gを火にかけ混ぜ合わせたものです。
寿司酢は分量によって味を微調整することができるので、お好みの味に調整して使いましょう。
プロおすすめの寿司の食べ方5選
握り寿司
握り寿司は寿司飯に生魚や海老などのネタを乗せて手で握り、食べやすい形に整えた日本の代表的な寿司です。
寿司飯とネタがバランス良く調和しており、和食の粋とも言えます。
握り寿司は、色や形、大きさなどにこだわりがあり見た目の美しさも重要です。
そして、握り寿司を食べる際には醤油やわさびをつけることが一般的です。
醤油は生魚や海老の旨みを引き立て、わさびは刺激的な辛味と香りを添えることでより一層美味しさを引き立てます。
握り寿司は、見た目も美しく、食感や味わいも抜群の料理です。
ただし、その美味しさは素材選びや調理方法にこだわることでより一層引き立ちます。
握り寿司で一番重要なことは、寿司飯をふわっと握ることです。
これだけで、とても美味しい寿司になるはずです。
手巻き寿司
手巻き寿司は、具材を海苔で巻いて食べる寿司です。
握り寿司と違って自分で具材を選んで巻くことができるのが特徴です。
手巻き寿司を作る際の具材には、酢飯・海苔・魚介類・野菜が使用されます。
手巻き寿司の場合は酢飯には通常よりも砂糖を多めに加え、甘みを強めにすることが多いです。
手巻き寿司の巻き方は、海苔を手に持ち、酢飯をのせ、具材を乗せて巻くだけです。
わさびや醤油を少量つけて味を調えるのもおすすめです。
手巻き寿司は、握り寿司とは違う食感と風味を楽しむことができます。
また家庭で手軽に作ることができ、親子や友人と一緒に楽しむことができます。
自分好みの具材を選ぶことができるので、その時の気分に合わせて自由自在にアレンジすることができるのもいいですよね。
ちらし寿司
ちらし寿司は、ご飯の上に刻んだ海苔や卵焼き、椎茸などの具材を散らし、刺身やエビなどの海鮮類を盛りつけた、見た目も美しい寿司です。
まず、ちらし寿司のご飯は炊き上がったばかりのものより少し冷めたものを使用します。
また、酢飯を合わせる時はお米がべたべたにならないように気を付けてください。
具材は新鮮なものを選び、種類も豊富にすることで見た目もよく美味しいちらし寿司なります。
盛りつけ方法は、ご飯と具材を均等に散らし、最後に海苔を飾ることが多いです。
華やかさを出すために季節感を表現したり、色合いにも意識することでより美味しく見える仕上がりになります。
ちらし寿司は、握り寿司や手巻き寿司と比べて調理が簡単で、材料も自由に選べるため、家庭でも手軽に作ることができます。
見た目も豪華になるのでお祝いなどにもぴったりですよ。
押し寿司
押し寿司は、寿司飯を台にして上に具材をのせ、寿司桶に入れて押し固める寿司のことです。
江戸時代に始まったとされ、寿司職人の技術とこだわりがよく表れる一品として広く親しまれています。
押し寿司は、握り寿司とは異なり、寿司桶に寿司飯を敷き詰めた後に具材をのせます。
押し寿司の特徴は、握り寿司とは違って具材を多く使えることです。
寿司桶に具材をのせた後、軽く押し固め、上に寿司飯を盛り付けます。
その後、寿司桶にはめ込まれた板を使って寿司飯を押し固めます。
重しをして時間が経つと綺麗な形の押し寿司が完成します。
押し寿司は一口サイズに切って盛り付け、しょうゆを少量つけて食べると美味しくいただけます。
押し寿司は、寿司職人の技術とセンスが詰まった一品です。
寿司飯と具材の組み合わせや、見た目の美しさなど、その作り手によって異なる味わいや魅力を持っているのが特徴です。
棒寿司
棒寿司は酢飯の上にネタをのせ、巻きすで締める寿司で押しずしの一種と言われています。
江戸時代に発展し、現在でも広く食されています。
棒寿司の魚の切り方は、広げた一枚物でなく細長く厚めに切るのが一般的です。
これは魚本来の味わいや食感を楽しむためのものです。
バランスも重要で、魚がご飯を上回りすぎないように注意することが大切です。
棒寿司には、ネタを焼く「炙り」という調理法があります。
これにより、魚の脂がとろけ香ばしさが増します。
最近では海外でも人気が集まっており、現地の食材を使った棒寿司や、現代風にアレンジされた棒寿司も登場しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
美味しい寿司を作るには
- 旬の食材を使用する
- お米選び
- 寿司酢の配合とご飯に対する分量
の3つのコツを押さえてください。
食べ方も5つ紹介させていただきましたので、ご家庭で作りやすい方法で挑戦してみてください。
最後まで読んで頂きありがとうございました!